お前らは腐った羊水なんかじゃない!

 金八が言ってた。女子中学生相手に。ズボンの前をパンパンに膨らませて。
 高齢化社会を迎える日本において、35歳以上の羊水が腐っているなんていう発言は敵に回す人数を考えたら、当然不味いのだろうけど、身体の内部が腐っているというイメージは、中二的な感じがして良いよね。っていう話をしたら、羊水が腐る=汚れた身体=父親からの性的虐待の暗示=エロい=倖田來未。という結論になったのであの発言は極めて真っ当なものだという結論に落ち着いた。多分、3番目ぐらいのイコールが間違ってる。
 今後何らかの機会で、アレがアレでアレな赤ん坊を見た際に「腐ってやがる・・・・・・。遅すぎたんだ!」という台詞を言ってみたいけど、間違いなく母親に刺されそうなので辞めた。
 あと、羊水が腐るってイメージはあっても、睾丸が腐るってのはあまり聞かないなと思ったら、『プラネット・テラー』とかいう糞B級映画タランティーノが金玉が腐る役を喜々として演じていたことを思い出す。あれだけ得意げに金玉を腐らせる男を俺は今後見ることは無いだろう。
 多分発言的に倖田さんは面白いことを言おうとした結果、今回の件になったのだけど、金玉が腐るのはギャグとして成立するのに、羊水が腐るのがギャグにならないあたりは、女権団体は今回の件にしてちゃんと考えなければ成らないと思う。
 産む機械発言は男性が女性に言ったから、ある程度怒っても仕方がないのだけど、今回は女性が女性に言ったんだからねぇ。そこで女性が怒ってしまうと、また話がこじれそうな気もするのだが、結局、元から嫌いだったからいいザマだってことぐらいにしか思ってないんだろうね。