処女幻想(ヴァージニア・ファンタジー)
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俺は糞フェミニストのことなんかビタ一文知らねえけど、昔アジアのすっげーすっげー格闘家のマス・ゴッドハンド・大山って人は知っていて、その倍達さんが言ってたんだけど、「チミィ、結婚するんならねえ、処女が一番だよチミィ」って言ってました! 押忍! 総裁かっこいいッス! 自分も素手で暴れ牛を御してくるッス!
ま、そんなこと普通の人間が言えば、女性の人権を認めない糞野郎なんですが、大山総裁は続けて言います。「けどねえ、奥さんが処女であって欲しいなら、自分も童貞じゃないとダメだよ、チミィ。そうじゃないと奥さんに失礼だよ、チミィ!」
押忍! 総裁感動したッス! 糞フェミ連中に聞かせてやりたいッス! 自分、スネでバット折るッス!
そうなんすよ! ニュー速のあんなスレに書き込んでいる奴なんか99.98%童貞なんす! 文明で例えると、鼻にバッファローの大腿骨ぶっ刺して、集落に来た宣教師を殺して煮て食うようなレベル! 未だに処女信仰が培われてるのも当然、自明の理! 連中が散々女性相手に色事を繰り返し、放蕩の日々を送ったあげくの発言ならともかく、ちゃんと生まれてから死ぬ時まで童貞を守り通そうねっていう、桃園の誓いをしてるような連中の発言なんだよ、黙殺して、正拳突き、一万回!!
さて、今日は良い子のみんなのために、そんな未開の地で伝わってる童話を読んであげるね。
「しょじょとくそびっち」
むかしむかし、立派なお嫁さんになるために花嫁修業にいそしむしょじょさんと、色々な男と付き合って、自分磨き(笑)に今日も一生懸命くそびっちさんがいました。
くそびっちさんは、しょじょさんを観て、「あんた、料理とか掃除とか毎日つまんないことばっかしてさぁ、面白い? 今度合コンとか、誘ってあげようか?」と上から目線。
しょじょさんは「……えっと、あたしそういうのはよくわからないから」とことわりました。
くそびっちさんは鼻で笑いました。
へっ、こいつまんこに蜘蛛の巣張ってるんじゃね? とか思いました。
それから数年後、しょじょさんはけっこんしました。けっこんした時点でもうしょじょではないのですが、名前を変えるとわかりづらくなるので、しょじょさんとよびます。
くそびっちさんは「あんた、まだ若いのに、もう結婚しちゃうの?」としょじょさんのけっこんにごふまんなようす。
しょじょさんははにかみながら、「うん、だって、いい人だし。それにあたしたち、けっこんするのに、もうはやすぎるって年齢でもないし」
くそびっちさんはねんれいのことを持ち出されて、少しカチンときました。「ふん、世の中にはもっといいおとこがいるのに、そんなにさっさと決めちゃってよいのかな。あたしは自立した大人の女性(笑)だから、もうすこし一人でやっていくわ」
強がりです。けど、女の人は強がらないと世間から押しつぶされてしまうのです。
それから数年が経ちました。
しょじょさんはだんなさんとの間にふたりのかわいらしい子供をもうけ、幸せな家庭を育んでいました。
いっぽう、くそびっちさんは年収一千万以上は当然(笑)と高望みをしたあげく行き遅れました。
羊水が腐りました。
スイーツ(笑)wwwwwwwwwwざまぁwwwwwwwww
めでたし、めでたし。
個人的にはさとう珠緒か堂本剛あたりに絵本にして出版していただきたいのだが、どうだろうか。
滅茶苦茶なことは書きましたが、実際あそこら辺の人たちには、本気でこういうこと考えてるのもいると思いますよ。
無論オリジナルのイソップですら、アホらしく思えるこのご時世に、良妻賢母とかいう男性本位の旧弊な価値観を前面に押し出したろくでもない話の有効性がどれだけのものかは論ずるに値しませんが、21世紀になった今も世の中には処女が素晴らしいとのたまう男も意外と多いっていう点で、何かしら考える余地はあるのではないかと。
結婚なんて面倒くさそうだし、あんまり何回もやるもんじゃないから、男女問わず多少の高望みは当然で、高身長じゃないと嫌だとか、面白くないとダメとか、年収○○万以上じゃないとありえないっていう意見が通るのと同様に、処女じゃないと嫌だっていう意見も普通にありじゃないの?
そういう考えはキモイとか女性に幻想を持ちすぎっていう反論は当然ありえますが、そこはほら、それの例のマジックワード「人それぞれ」っていうのでスルーしましょうよ。
そんなわけで、最後に冒頭で紹介した、大山倍達先生の若き日の活躍を描いた動画を紹介して、終了するッス! 大山総裁かっこいいッス! 先生なら坂本ジュリエッタだって楽勝ッスよ!!