凌辱ゲーを擁護すべく土俵に上がってみたら、とことん罵倒されたでござる

「レイプレイ」と言論の自由、その2 - モジモジ君のブログ。みたいな。
http://d.hatena.ne.jp/hokusyu/20090611/p1

 さて、お二方のかくあるべきという意見、「凌辱ゲームを嗜む者が世間に認められる為には、自らの性や欲望を開示しなければならない」。まぁ言わんとすることはわからないでもないけど、実際のところどんだけ有効なのか、実地で試してみようと考え、自作の藁人形に「僕は嫌がってる女性の姿じゃないと性的興奮を覚えないのですが、だからといって実際の女性に乱暴を振るって傷つけてやろうとも思えません。それでは、凌辱ゲームが規制されたならば、僕の性的欲求はどのように処理すれば良いでしょうか」と喋らせて、「陵辱エロゲを守りたいのなら「土俵にあがらない」限りどうしようもない」と言っている人に試しに突撃させた*1ところ、

「レイプの好きなボクちんを理解してえ〜」 「キメえから規制しろ!!」 以上w - 消毒しましょ! 

 ごらんの有様だよ!!
 いや、そりゃね、俺の立論が下手だとか、相手とタイミングぐらい選べとかさ、色々問題はあると思うけどさ、結局不特定多数に理解を求めなきゃいけない以上、相手に関しては、あまり選り好みはできないわけじゃないですか。わかってくれる人さえわかってくれればいい! では現状と変わりないわけで。
 そいで、実際に試してみたら、もうこの通り全否定ですよ。もうちょっとマシな態度を取られるかとも思いましたが、思いっきり罵倒されましたし、こっちのコメント欄では理解を示してくれた人もいたけど、その主張はちょっと無理があるわ、流石に引きますわーとも言われ、ブコメでは「努力しても粉砕されて終り。だって、エロゲーだぜ。」って言われましたし、どうですかね、やっぱそういう態度を取るべきだって気持ちはわかるし、それを主張する姿勢は立派かもしれませんが、現実的に無理があるんじゃないですかね。俺の作った藁人形が直接的すぎてダメだっただけかもしれませんが。
 そりゃ、中には理解を示してくれる人も確かにいるかもしれないけど、結局少数に理解されるんじゃなくて、大多数に理解されなきゃどうしようもないわけじゃないですか。それで、多くの人間はこうした性的嗜好を快く思ってない。そうした状況で、カミングアウトするのはハイリスクすぎやしませんかね?
 今回の結果を見ても、やっぱり、俺は土俵には上がりたくないですし、結局相互理解を求めて、互いの欲望なり性的嗜好を開示した結果、相互理解に近づける場合もあるかもしれませんが、それ以上にその結果互いに傷つくだけに終わる可能性も強いわけで。
 事なかれ主義の私としましては、そういった後ろ暗い欲望はなるべく人前に見せないようにして、棲み分けを徹底せざるを得ないと思ったのですが、いかがなものでしょう。

 http://b.hatena.ne.jp/entry/http://manysided.blog85.fc2.com/blog-entry-15.html
 ここら辺見ても絶対わかりえないとしか思えないですし。
 結局のところポルノの有用性ってそれ自体が反社会的なものなので、それを主張していく戦法は多分無理なんじゃないかなぁと思っています。

*1:それと同時に、コンテキストを完全に無視した批判を行っていたので、それを批判しようという意図もあった