凌辱ゲーム以外も規制されるって話ですわよ、奥さん。

 http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1277244.html

 サンデーの『魔王 JUVENILE REMIX』が今週で最終回ですよ、皆さん。
 伊坂幸太郎の別作品『グラスホッパー』を絡めて原作とは大きく異なった展開を見せた『魔王 JUVENILE REMIX』がどのようなところに着地するか楽しみですね!
 それはそれとして、原作『魔王』ってか、先週の『魔王 JUVENILE REMIX』で潤也が言っていたくだりがエロゲーの規制色々拡張の流れにピンポイントだったでござる。

 折角なので、書き起こそうかなと思ったら、既に書き起こしていた人がいたので抜粋させていただきます。

「この国の人間はさ、怒り続けたり、反対し続けるのが苦手なんだ」

「初回は大騒ぎでも、二度目以降は興味なし、ってことだよ。
消費税導入の時も、自衛隊のPKO派遣の時も、住基ネット開始も、海外での人質事件も、どんなものだって、最初はみんな、注目して、マスコミも騒ぐ。
ただ、それが一度、通過すると二度目以降は途端に、トーンが下がる。
飽きたとも、白けたとも違う。
『もういいじゃないか、そのお祭りはすでにやったじゃないか』っていう、疲労まじりの軽蔑が漂うんだ」

「だから、もし、俺が政治家だったならばこうやるよ。
最初は、大きな改正はやらないんだ。
九条は、『自衛のための武力を保持する』とその程度にしか変えない。
『徴兵制は敷かない』と足してもいい。
それだけでもおそらく、大変な騒動になるだろうな。
マスコミは連日、この件について論じるし、知った顔の学者が様々な意見を言う。
そして、たぶん、憲法は変わる。
大事なのはその後だ。
時期を見計らって、さらに条文を変えるんだ。
マスコミも一般の人間も、一回目ほどのお祭りは開催できない。
抵抗も、怒りも、反対運動も持続はできないからだ。
『もういいよ、すでに九条は改正されてるんだからさ、また変えればいいじゃないか』という感じだろうな。
既成事実となった現実に、あらためて歯向かう気力や余裕はないはずで、『兵役は強制されない』の条文を外すことも容易だ。
一度、認められた消費税は上がる一方で、工事は途中では止まらない。」

「可能であれば、一度目の改正で、憲法改正の要件を、つまり九十六条を変えることができれば、もっと都合が良い。
二度目以降の国民投票をやりやすくしておくわけだ。
とにかく、賢明で有能な政治家であれば、唐突に大胆なことをやるのではなく、まずは楔を打ち、そこを取っ掛かりに、目的を達成する。
そうする。俺ならそうする。」

 さて、今後の展開がどうなるにせよ、伊坂幸太郎作品の小憎らしい登場人物に批評されるぐらいならば、もうちょい怒り続けておきたいものですな。
 ちなみに今回紹介した『魔王』、他にも気の利いた台詞がたくさん載っていまして、たとえば、「相手を言い負かして幸せになるのは、自分だけだってことに気づいてないんだよ」といった今の僕には耳の痛い台詞なんかも載ってたりするです。
 そんなわけで原作と漫画版、どちらの『魔王』もお勧めですので、Amazon行ってポチってくるよろし。