小説書いたんで、文学フリマに行きます

 おはようございます。blogの挨拶でおはようって言ってる人をあんま見ませんが、業界人の挨拶は四六時中、寝起きから、夢の中までいつだっておはようです。グッモニティービ−、ユルッキンソーヘルシー。
 で、一ヶ月半ぐらい前から小説を書く。書かない。書けない。ってか、小説ってどうやって書くんだっけ? もうダメだ。もういやだ。…なんで……? …なんでこんなことに……! やめればよかった……こんなこと……。みたいなことをグダグダ言ってましたが、どうにかなったのでやってみるもんだな、と思いました、ピース。しかし君、それは単に締め切りにどうにか間に合わせただけで、実際にどうにかなってるかどうかは読んだ人が判断するんじゃないかね。いやいや、そんなことはない。俺は頑張ったので、まずはその頑張りを評価するべきじゃないだろうか。俺って褒められて伸びるタイプじゃん? と言ったところで、唾を吐きかけられたので、大人しく今回参加させて頂いた同人誌を紹介します。


 そんなわけで、スペースはA-11の「幻視社」さんから出ます、『幻視社―第四号』に参加させていただきました。
 もう、表紙が素敵なので、これだけで勝ったって気がしますね。
 これだったら、たとえ中身が白紙でも充分買いですけど、ちゃんと中身も書かれてるからますます買いですよね。
 執筆者の方々はケータイ小説家から東浩紀に喧嘩売ったりする批評家までバラエティに富んだラインナップになっており、僕以外のはてな勢からは、
Flying to Wake Island 岡和田晃公式サイト(新)
http://d.hatena.ne.jp/wtnbt/
Close To The Wall
 と、大変高偏差値な感じの人々が集まっており、何でこの面子の中に俺のような表六が混ざっているのかが、いまいちわからないのですが、枯れ木も山の賑わいってことで、まぁよろしくお願いします。
12月6日の第九回文学フリマに参加します。 - Close To The Wall



 で、今回僕は、柿崎憲という本名名義*1で『服部半蔵』という小説を書きました。僕の誕生日に起こった出来事を書いた私小説であり、大体全部本当にあったことです。
 書いてて最初の3ページぐらいは、「あっ、これ傑作なんじゃね?」と思ってましたが、書き進めていくうちに、「これって本当に面白いか?」となり、「こんなもの書かなければ良かった」を経由して、最終的に「まぁ締め切りに間に合わせるのが大事で、内容とかは二の次だよね」と典型的なダメ人間思考に陥ってしまいましたが、まぁね、内容を判断するのは、俺じゃなくて読んだ人だよねーって話なので、機会がありましたらお手に取って内容の程を是非是非お確かめください。
 それじゃ、第九回文学フリマでお会いしましょう。でわでわ。

*1:野望の王国』? なんですか、それ?