いや、そこは直接言えよ

 参照エントリ
お前が言うなよ、ってお話 - 常夏島日記
はてなブックマーク - お前が言うなよ、ってお話 - 常夏島日記
「ブログに書かずに、部下に直接言えよ」 - いつか電池がきれるまで

 いやまあ、うん、僕も読んだ瞬間の一番真っ先に出た感想がね、「部下に直接言えよ」だったわけでさ、そりゃブログで問題提起するのはいいよ、ガンガンやればいいさ。ガンガンいこうぜ。エリクサーとかバシバシ飲んでいくし、フライングマンは五人全員使い潰そう。ペンは剣より強し。そうやっていけば、いつかその文章を読んで感化された人が世の中を変えてくれるかもしれない。
 けどさ、blogに書いてる内容が充分正論なだけに、普通に部下に言えばいいじゃんって思うよ。
 そりゃ、そうした発言をしたのが上司だったり、取引先だったり下手に強く言えない立場にいる人だったらしかたないさ。blogにひっそりと書き、いつか誰かの手によって世界を良くなるのを待とう。けど、言った奴部下じゃん。で、お前上司じゃん、じゃあそこは言っとけよ。
 実はその部下が普段から信じられないクソ馬鹿で言うだけ無駄だし、どうせその内辞めるだろうから、放っておけばいいやって思ってたりするのならば、別にいいけどね。
 id:fujipon先生曰く『「こういうことって、世の中によくあるよね。どうしたらいいんだろうね」という「問題提起のきっかけとなるエピソード」』らしいんだけどさ、とりあえずどうしたらいいかっていうと、まずは部下に教え諭せよ。そんな難しい理屈じゃないんだからさ。そりゃ積極的にバカに関わってストレス溜めたくない、不快な思いをしたくないってのはわかるよ、わーかーりーまーすー。けど、そんなもん誰だって一緒で、そうやって誰もそういうことやらねえでblogに書いてるだけじゃ、どうやっても世の中良くならねえんじゃねえの?
 だから「こういうことって、世の中によくあるよね。どうしたらいいんだろうね」に対するアンサーとしては「じゃあとりあえず部下にそのことを直接言え」以外はないと思うんですけどね。どうなんですかね。やっぱこれも『低次元な「揚げ足取り」』ってことになるんでしょうかね。
 

この文章の要旨は、部下を責めることではなく、「自分のことを棚上げにして他人に高い要求ばかりする社会は、最終的に自分を苦しめるだけではないか」だってことは、賢いはてなブックマーカー諸子はわかっているはずなのに。

 というのは大変結構ですが、そうして賢いはてなブックマーカー諸氏(笑)から共感を得るためにblogを書き、肝心のバカを放置していればそりゃ世の中いつまで経っても良くならないんじゃないかなー。バカにつける薬はないから仕方ないのかもしれないけど。
 ちなみに今回みたいな『低次元な「揚げ足取り」』とやらを避けるためには

 今日、会社でこんなことを部下に言われました。「〜〜〜〜」
 それは違うと思った僕はこう言ってやったのです「〜〜〜〜」
 部下は僕の言ったことに一応は納得をしてくれたようです。
 ですが、こうした考えの持ち主は部下だけには、限りません。最近の世の中では…………

 みたいな感じで、問題提起用に使った出来事を本文中でしっかり解決しておくのがポイントです。
 実際には本当にそんなことを言ってなくても、blog読んでる奴らに真偽を確かめる手段はねえ、でえじょうぶだ!
 まあ、何にせよ、好き勝手に思ったことを書いただけですが、こういうことをブクマに書いたりすると、「じゃあお前もブックマークコメントじゃなくて、直接書いている人(ブロガー)にメールしろよ」みたいな面倒くさいことを言われるかもしれないので、blogに書いてトラックバックを送りました! これぞSNS時代ですね!