ラノベとミステリの話まとめ。あるいは反省会。

 http://d.hatena.ne.jp/srpglove/20121004/p1
・自分では何一つ生み出すことができなくても、時事ネタとか他人のネタ振りにはとりあえず反射するbloggerの成れの果てがこちらですので、上記のエントリを受けてtwitterで適当にダラダラと思うところを書いたりしていたところ、「不毛さが煮詰まってきた感」という全く以ってその通りな指摘をされたので、「bloggerに今さら不毛とかそんなこと言うなや」とドサクサ紛れで主語をでかくしながら反論しようとしたのですが、その反論すらも不毛であり、我々が本来するべきは、議論でも口げんかでも罵りあいでもなく。

ソクラテスだかヒエログリフだか忘れてしまいましたが、昔の偉い人は『「好きなら好きっ!」て言わなきゃダメ』という言葉を残しており、墓に彫ってもらうのにこれ以上相応しい言葉はないよな。とか思ったりするのですが、霊園の話は今はいいじゃないですか。どうせ私も貴方も無縁仏ですよ。あと久しぶりにエンクミ見直したらふかわりょうに似てる気がしました。

・そういったわけで、昨日のようなエントリーを書いてみたりもしたですか、「お前、そのネタ、前のオリンピックの年にもやってなかった?」とか言われて、僕は、僕はもう…………。

・ああいうしょうもないことを小手先で書いても誰も幸せになれないので、大学のミス研なんかに所属してライトノベルにも造詣が深い若い人達が真面目に同人誌に書いたりして文学フリマで発売したりすると、皆ちょっとだけ幸せになれるんじゃないかなとは思います。

・「ねえねえ、そういえばお兄さんもこの前、今度の文学フリマに同人誌を出すとか言ってなかった!?」「黙れ、殺すぞ」

・そういった意味では、「明日の午後俺につきあってもらおう、おまえに本物のスシがどんなものか教えてやるッ」と豪語する山岡さんは鼻持ちならない野郎だけど偉いよね。僕らが本来するべきは「お前の味覚がおかしい!」と糾弾するのではなく、「本物のスシ」を食わせることなんですよ。ガンバレ、大学生!(他人任せ)

・続きましてはネットで的外れなライトノベル批判を見るたびに、「いや世の中にはこんな作品もあってね……」と言いたくなるのだけど、そうやって俺が勧めるもの、勧めるもの、ライトノベル界隈ではことごとくマイナーな扱いを受けている問題〜〜〜(ドンドンパフパフ)

・マイノリティな作品ばっかり勧めるのは別に良いし、そうした作品がライトノベルにあるのも事実ですが、それがライトノベル内部ですら異端扱いされるような本であるし、そうした存在を一般の人が知らないのは当然なので、「こんな凄い作品があるんだぞお」とか言いたいんだったら、普段からもっと色々喧伝するべきですよね。日頃は何もしないくせに、揉め事のたびに顔をつっこんで偉そうなことを言って帰っていくとか、完璧老害じゃねえか、死ねよ。

・『バキ』におきまして、最凶死刑囚の一人ドイルが、「私だけが知っていればよいことだ、私の最強をね」と言っていたように、「俺さえ面白い作品の存在を知っていればそれで充分満足」みたいなメンタリティは誰にでもある程度あると思いますが、それだけじゃ色々先細って行くばかりなのでやっぱダメだよねえ……ガンバレ、大学生!(他人任せ)

・そういう意味でたまに2chラノベを33作ぐらいオススメしている人とか、id:hatikadukiさんは本当に偉いよなあ。と感心することしきり。僕が22世紀まで長生きするようなことがあれば、彼らの墓標には『「好きなら好きっ!」て言わなきゃダメ!』と刻み込みたいと思います!(犯行予告)

・ちなみに昨日のまとめは、当初「何はともあれ『六花の勇者』は絶対外せないよな」とか言ってたくせに、「あっ、当てはめられそうな箇所ねえわ」とあっさり切り捨てたりしてるので色々酷いと思います。

・けど、あれを書いたおかげで、僕が葵井巫女子ちゃんをどれだけ愛していたかを思い出せたのでよかったです。毎週ジャンプで『めだかボックス』を読むたびに、「えっ、今さらそいつら出して何考えてんの?…………ああ、その人達もうすぐアニメに登場するもんね」とか思ってげんなりしたりもしていましたが、『クビシメロマンチスト』は今読んでも名作ですよ!

・結論ですかね、まあやっぱ『「好きなら好きっ!」って言わなきゃダメ』の一言につきますね。付け足すならば「しからずんば黙れ」みたいな感じで。

・別に黙る必要は無いとも思いますが、一応自戒を込めて書いているので、まあこれぐらいは。あと改めて歌詞読んだら「好きなら好きっ!」は名曲だと確信したので、皆聞き直せば良いと思う。違法ダウンロードは犯罪なので、近所のタワーレコードに急げ! 置いてなかったら店員を殴れ!

・あとざっと読み返したら、普段blogを人を殴るための道具にしか使ってない奴が書くような文章じゃねえなと思いました、まる