20世紀の精神異常者

痛いニュース(ノ∀`) : 「私が人脈持ってる人間だとわからないの!?」…吉本ばなな氏のエッセイを紹介したサイトが話題に - ライブドアブログ
 吉本の不肖の娘が居酒屋にワイン持ち込み大バッシング(季語:ワイン)について、知人と会話してて、「あの行動って典型的なオバタリアンだよな」と言ったところ「オバ……えっ、何それ?」とか言われてしまったので、あたしファックでしたわ。
 そうっすか、最近の若い奴はオバタリアンも知らないですか、これが世代間格差ですかとも思ったが、オバタリアンつったら、流行ってたのが80年代後半だから、もう20年も前のことだからって……うわっ、20年前。20年ってやばいですよ。20年つったら、兄の部屋から拝借してきた黒木香のAVでオナニーしていた男子中学生の精子が、ティッシュではなくどこかの女性に着床し、12歳のローティーン一歩手前の少女になるぐらいの時間ですよ。いや、素直に「赤ん坊が成人するぐらいの時間」でいいじゃねえか、わかりづれえよ。じゃ、わかりやすくガンダムで説明すると、あれですよ。20年つったら成り行きで船長代理になったブライトさん(当時19歳)が、一緒の船になったミライさんと成り行き結婚して、その間に産まれた息子がいろいろ会った末にテロ組織に入って、マフティーとか名乗り始めるぐらいの時間ですよ。
 20年長いなぁ。そりゃ、そんな昔の流行語は通じねえわ。
 しかし、あんま未来になったって感じもしないなぁ。俺も20年前は、21世紀になったら、車が空を飛んだり、スケボーが空を飛んだり、ズボンのポケットをひっくり返して表に出すファッションが流行ったりすると思ったが、そんなことはなかったなぁ。
 閑話休題


 でまぁ、俺の知人同様、オバタリアンを知らない人がいると思うので、ざっとhttp://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0246.htmlから引用させてもらうと、

 本書が単行本になったとき、カバー表4に「オバタリアン症候群とは何か」というお触れが出た。それによると、「ずうずうしくなれる自分が嬉しい」「羞恥心がなくなっていくことと自信がつくことの区別がつかない」「なんであれ自分を正当化しつづける」がオバタリアン症状の3原則だということらしい。

ということである。今回のばななさんに見事に当てはまっている。
 で、上記のリンクによれば、オバタリアンとは中年女性にとどまらず、90年代を通して、国民の誰もがオバタリアンになっていった。ここまで国民総オバタリアン化に歯止めがかからなかった理由として、誰もがオバタリアンを攻撃するのを避けていたからだそうだ。
 しかし、21世紀の現在、インターネットの普及によって、我々は晴れてオバタリアンを攻撃することに成功したわけである。
 さて、今後我々はどこに行くのでしょうかね、まったく。
 ばななの方には生きたかないが、だからといってなぁ。
 けど、あれだよなぁ、オバタリアンがもう通じないってのはちょっとへこむわぁ。
 同じ時期に流行ってたのりピー語は最近よく見かけたのになぁ。
 なんでだろうなぁ。